対局規定について


日本将棋連盟の規約を準用。(平成25628日更新。)


      (掲載日の更新、712日)



1、反則事項


A、待った(駒から手が離れたら指しなおしはできません。)


B、助言は禁止(反則の場合でも、観戦者の助言は禁止です。)


C、二歩、打ち歩詰め、行き所のないところに駒を打つ、成れないところに駒がなるなどは、即反則負けです。



  (投了後の反則の指摘は採用せず、投了を優先します。反則はその場において、対戦相手の方が指摘をしてください。観戦者の指摘は不可です。)



D、同じ駒交換の仕方は、対戦者の駒を自分の駒台に乗せて自分の駒で着手してください。


(相手の駒をひっくり返して、自分の駒を持ち駒に置くのは禁止にします。一対局において2回目で反則負けとします。


※ここ数年都道府県大会や地域の大会において、マナーの観点から反則を採用されるケースがあるようです。


2、対局時計の使用に関して


時計の置き場所は後手番の方が、盤そくの右側か左側の方に置いてください。


着手した手で時計を押してください。(右手で指したら、右手で時計を押す。)


着手した時点で、手番は相手方に渡ります。時計の押し忘れに注意してください。


(着手後は速やかに対局時計のボタンを押してください。)


(着手して時計のボタンを押し忘れていたときなど、対戦者は「時計を押してください」と一声かけても差し支えありません。)

 

(一手指すごとに時計を押しますが、自分が時計を押し忘れた場合、対戦者が次の手を着手した後は、再び自分が着手してから時計を押してください。


特に秒読状態になっているときは、切れ負けに陥る可能性があります。


着手したら時計の押し忘れに、重ねて十分に注意してください。)


④駒台が対局時計の陰に隠れて、持駒が見えにくくなることがあります。

対局時計を多少移動して、見えやすくしましょう。


3、千日手は同一局面4回で先後交代をし、残り時間で指し直し。(その際、対局時計の移動は行わない。)

 

連続王手の千日手は、王手をかけているほうが手を変えないと(4回目で)反則負けになります。


4、入玉は27点法を採用します。点数の多い方が勝ち、同点は後手番勝ちです。

(お互いに入玉をし、駒が取れなくなり詰まない状態で判定となります。)



入玉宣言法は使用しません。


5、競技開始で、相手がいない場合は時間

を入れます(対局時計)。


6、その他問題が生じた時は対局時計を中断し、審判または競技役員の判定に従ってください。                             



マナーについて

 

1、「待った」については駒から手が離れたら指し直しはできません。なお、着手したものの手から駒を離さずに、しばらくそのまま考えてから駒を元に戻したり進めたりするのは、対戦相手に不快な印象を与え、時にはトラブルの原因につながります。考えた上で着手してください。



2、対局中の携帯電話の使用及び着信音は、周りの対局者のご迷惑になります。



マナーモードにされるなどご協力をお願いいたします。



3、    
対局を近くで観戦される場合は、話し声や身ぶり手振りなどの対局者に誤解を与えるような行為はお控えください。また、対局場内においても対局が実施されている最中は、ご静粛のほどお願いいたします。

 

(考えて指す頭脳ゲームのため、対局者の思考に妨げにならないよう、ご配慮のほどお願いします。)